エコ意識に関する調査

2009年11月27日

楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 楽天リサーチ)と楽天オークション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:舟木 徹、以下 楽天オークション)は、エコ意識に関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、11月12日から11月13日にかけて、楽天リサーチ登録モニター(約173万人)の中から、全国の20~69歳の男女計1,000人を対象に行いました。

調査結果概要

【総評】
政府が掲げる温暖化ガス削減に向けては、家庭ごみの廃棄量を減らす工夫も必要となる。エコへの関心は全世代において高く、身近なところから意識して活動していることが分かった。一方、エコ実践度合いは4割程度に留まり、公約の実現に向けた道のりは険しい。今後は、一歩踏み込んで、ひと手間かけたエコの実践が必要となるのではないか。

■男女年代問わずエコへの関心は高く、53.7%が意識!
エコに関する意識の度合いを聞いたところ、「やや高いほうだ」が44.9%でトップとなっており、「高いほうだ」(8.8%)と合わせると53.7%と、半数以上がエコに対する意識を高く持っていることが分かる。

■日ごろ行っているエコは「ゴミの分別」が84.0%でトップ
日ごろ行っているエコの内容については、「ゴミの分別」が84.0%でトップだった。また、ある程度まとまった投資が必要となる「ハイブリッド車」や「自家発電」、「エコファンド」は4%以下と、まだまだ普及には時間がかかりそうだ。
性別でみると、「ゴミの分別」、「マイバックを使っている」で共に女性が高い数値を出しており(「ゴミの分別」(90.4%)、「マイバックを使っている」(80.4%))、家事・炊事を日ごろ行っている女性のほうがやはりエコを実践・感じる場が多いようである。

■自身のエコ実践度合いは4割程度、意識は高いが、実践しきれていない
自身のエコの実践度合いについて、100%を実践度合いが高いと設定し聞いたところ、「51~60%」が16.4%でトップ、次いで「21~30%」が16.3%、「31~40%」が15.4%という結果となった。加重平均値は、43.3%とエコに関する意識は強いものの、まだ自身の感覚では実践しきれていないと感じる現状があるようだ。

■不用品は「知人・家族にあげる」(44.2%)、「オークション・リサイクルショップを利用し、売る」(43.3%)と、リサイクル傾向に!
不用品の処理方法は、「ゴミとして捨てる」が最も多く62.4%、次いで「知人・家族にあげる」(44.2%)、「オークション・リサイクルショップを利用し、売る」(43.3%)となっており、不用品をリサイクルしようという意識が高いことが分かった。また、実際に処分する不用品は「カバン、くつなど」が64.9%でトップだった。

■不用品をゴミとして処分することは今後減少傾向へ!
普段どのくらいの量の不用品をゴミとして処分しているかを聞いたところ(ゴミ袋1袋=45リットルを想定)、「1週間に1袋以上」が26.0%、「2週間に1袋くらい」が16.5%という結果となった。
一方、今後1年間のごみとして処分する不用品の量については、「現状維持」(53.8%)がトップだったが、増加すると思うと回答した合計が8.7%に対し、減少すると思うの合計が37.5%と、不用品をゴミとして処分する量を減らしていこうという考えが広がっていることが分かった。

■廃棄量を抑える手段は「オークション・リサイクルショップを利用し、売る」がトップ!
不用品の廃棄量を抑える手段として考えている項目については、「オークション・リサイクルショップを利用し、売る」(56.4%)がトップとなっており、続いて「知人・家族にあげる」(49.6%)、「フリーマーケットに出す」(22.6%)という結果となった。オークションやリサイクルショップを好んで利用しているようだ。

■エコに関する政策については「あまり実現できないと思う」がトップ!
現在鳩山政権が掲げる2020年までに温暖化ガスを1990年比25%削減を目指す政策についての意見を聞いたところ、「あまり実現できないと思う」が33.7%とトップとなっており、続いて「少しは実現できると思う」(23.3%)、「わからない」(22.8%)という結果となった。エコへの意識は高いものの、政策の実現に向けて具体的な手段が見えない中、実現に対する国民の期待度は低いようである。

調査結果

男女年代問わずエコへの関心は高く、53.7%が意識!

はじめにエコに関する意識の度合いを聞いたところ、「やや高いほうだ」が44.9%でトップとなっており、「高いほうだ」(8.8%)と合わせると53.7%と、半数以上がエコ対する意識を高く持っていることが分かった。性別に見ると、女性がよりエコ意識が高いと予想されたが、思いの外男女差はあまりみられなかった。性年代別で見ると、「やや高いほうだ」との回答では、男性60代(48.0%)、女性50代(56.0%)、女性60代(49.0%)で特に高いことが見受けられる。この結果からやはり高齢層のほうがエコに関する意識は高いと感じられるが、20代、30代の数値ともさほど開きはなく、年代問わずエコへの関心が高まっていることが分かった。

◇エコに関する意識の度合い(n=1,000)単位:%

◇エコに関する意識の度合い(n=1,000)単位:%

日ごろ行っているエコは「ゴミの分別」が84.0%でトップ

次に、日ごろ行っているエコの内容について聞いてみたところ(複数回答)、「ゴミの分別」が84.0%でトップだった。次いで、「マイバックを持っている」(66.1%)、「省エネ家電を積極的に導入している」(28.4%)が続く結果となった。また、ある程度まとまった投資が必要となる「ハイブリッド車」や「自家発電」、「エコファンド」は4%以下と、まだまだ普及には時間がかかりそうだ。
性別でみると、「ゴミの分別」、「マイバックを使っている」で共に女性が高い数値を出しており(「ゴミの分別」(90.4%)、「マイバックを使っている」(80.4%))、家事・炊事を日ごろ行っている女性のほうがやはりエコを実践・感じる場が多いようである。

◇日ごろ実践しているエコ(n=1,000) 複数選択 単位:%

◇日ごろ実践しているエコ(n=1,000) 複数選択 単位:%

自身のエコ実践度合いは43.3%、エコ意識は高いが、実践は”まだできることがある“

自身のエコの実践度合いについて、100%を実践度合いが高いと設定し、直感で聞いたところ、「51~60%」が16.4%でトップ、次いで「21~30%」が16.3%、「31~40%」が15.4%という結果となった。加重平均値は、43.3%とエコに関する意識は強いものの、まだ自身の感覚では実践しきれていないと感じる現状があるようだ。

◇エコの実践度合い(n=935)単位:%

◇エコの実践度合い(n=935)単位:%

不用品は「知人・家族にあげる」(44.2%)、「オークション・リサイクルショップを利用し、売る」(43.3%)と、リサイクル傾向に!

実践しているエコで最も多かった「ゴミの分別」だが、このゴミについてどのように処分しているかを聞いた(複数回答)。最も多い回答は「ゴミとして捨てる」で62.4%だった。次いで、「知人・家族にあげる」(44.2%)、「オークション・リサイクルショップを利用し、売る」(43.3%)が続き、不用品をリサイクルしようという意識が高いことが分かった。
また、性年代別に見ると、「オークション・リサイクルショップを利用し、売る」という回答が男女共に30代でトップとなっており(30代男性56.0%、30代女性60%)、この層におけるオークション・リサイクルショップの利用が日常的に根付いてきていることが見受けられた。

◇家庭での不要品の処分方法(n=1,000) 複数回答 単位:%

◇家庭での不要品の処分方法(n=1,000) 複数回答 単位:%

では、実際に処分する不要品はどのようなものか聞いたところ(複数回答)、「カバン、くつなど」が64.9%でトップ。続いて「衣類」(60.9%)、「書籍・雑誌」(42.8%)という結果となった。

◇ゴミとして処分する不用品の内容(n=624) 複数回答 単位:%

◇ゴミとして処分する不用品の内容(n=624) 複数回答 単位:%

不用品をゴミとして処分することは今後減少傾向へ!

続いて、普段どのくらいの量の不用品をゴミとして処分しているかを聞いたところ(ゴミ袋1袋=45リットルを想定)、「1週間に1袋以上」が26.0%、「2週間に1袋くらい」が16.5%という結果となった。
一方、今後1年間のごみとして処分する不用品の量をどのようにしようと考えているか聞いたところ、「現状維持」(53.8%)がトップだった。しかし、増加すると思うと回答した合計が8.7%に対し、減少すると思うの合計が37.5%と、不用品をゴミとして処分する量を減らしていこうという考えが広がっていることが分かった。

◇不用品をゴミとして捨てる量(n=624) 単位:%

◇不用品をゴミとして捨てる量(n=624) 単位:%

◇今後1年間のゴミとして廃棄する不用品の量について(n=624) 単位:%

◇今後1年間のゴミとして廃棄する不用品の量について(n=624) 単位:%

家庭ごみの廃棄量を抑える手段は「オークション・リサイクルショップ」

ゴミとして廃棄する不用品の量を減らしていこうと考えている方に、不用品の廃棄量を抑える手段として考えている項目について聞いた(複数回答)。その結果「オークション・リサイクルショップを利用し、売る」(56.4%)がトップとなっており、続いて「知人・家族にあげる」(49.6%)、「フリーマーケットに出す」(22.6%)という結果となった。
性年代別で見ると、「オークション・リサイクルショップを利用し、売る」という回答で、男性40代(71.4%)、女性30代(85.7%)の数値が高くなっており、比較的若い層がオークションやリサイクルショップを好んで利用していることがわかった。

◇不用品の廃棄量を減らす手段(n=234) 単位:%

◇不用品の廃棄量を減らす手段(n=234) 単位:%

エコに関する政策については「あまり実現できないと思う」がトップ!

現在鳩山政権が掲げる2020年までに温室効果ガスを1990年比25%削減を目指す政策についての意見を聞いた。「あまり実現できないと思う」が33.7%とトップとなっており、続いて「少しは実現できると思う」(23.3%)、「わからない」(22.8%)という結果となった。エコへの意識は高いものの、政策の実現に向けて具体的な手段が見えない中、実現に対する国民の期待度は低いようである。

◇温室効果ガスを1990年比25%削減を目指す政策について(n=1,000) 単位:%

◇温室効果ガスを1990年比25%削減を目指す政策について(n=1,000) 単位:%

調査概要

調査エリア  :全国
調査対象者  :20歳~69歳男女
回収サンプル数:1,000サンプル
調査期間   :2009年11月12日~11月13日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社

引用・転載可
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