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自主調査レポート

楽天リサーチ

2010年4月21日

電子マネーに関する調査

楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 楽天リサーチ)は、電子マネーに関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、3月19日に楽天リサーチ登録モニター(約183万人)の中から、全国の20〜69歳の男女計1,000人を対象に行いました。

調査結果概要

【総評】
 電子マネーは昨年に続いて流通系が躍進し、より生活に密着した決済手段になっていることが分かる。また、ユーザーは利便性に加え、ポイントやマイルといった特典も求める傾向にあり、単なる決済手段にとどまらない付加価値が必要なようだ。1ヵ月あたりの電子マネー利用金額も微増ながら回復の兆しがあり、少しずつ消費者の財布のヒモも緩まっていることが見て取れる。

■「Edy」利用者が3年連続トップ
 現在利用している電子マネー(複数回答可)で最も多かったのが「Edy(エディ)」で、43.9%だった。以下、「Suica(スイカ)」(38.1%)、「WAON(ワオン)」(29.2%)、「nanaco(ナナコ)」(23.6%)、「PASMO(パスモ)」(14.8%)と続く。「Edy」はこれで3年連続のトップとなった。

■メインでの利用、「WAON」が9.5ポイント増の大幅伸長、「Edy」「Suica」は微減
 メインで利用している電子マネーは、「Edy」(26.3%)、「Suica」(20.6%)、「WAON」(19.6%)、「nanaco」(11.5%)、「PASMO」(5.7%)となった。昨年の調査と比較し、大幅に伸長しているのは「WAON」で、9.5ポイント増だった。一方、「Edy」は2.7ポイント、「Suica」は2.4ポイント減らす結果となった。また、女性層のみを見ると、「WAON」が27.0%でトップ、2位が「Suica」(21.8%)、3位が「Edy」(19.6%)となっており、ここでも電子マネーの特性によるユーザー層の違いが見て取れる。

■ユーザーは利用額で二極化、月の利用額は7、431円と昨年より75円増
 1ヶ月あたりの電子マネーの使用額では「1,000円未満」がトップで23.9%、「10,000円〜19,999円」(12.9%)がそれに次いだ。ライトユーザーとヘビーユーザーに二極化していることが見て取れる。加重平均値は7,431円で、昨年の7,356円に比べ75円増加している。08年7月調査では7,743円だったものが、昨年387円の大幅ダウンだったが、今年は利用額が回復傾向にあることが分かる。
■総じて満足している層が7割超に、「使える店の増加」に期待
 電子マネーの満足度は、“満足層”が73.8%に達した。一方、「やや不満」と「非常に不満」を合わせた“不満層”はわずか6.3%にとどまっている。
 「非常に満足」という回答がとくに多いのが、「決済方法」(18.9%)と「チャージ(入金)方法」(18.7%)で、利便性の良さが満足度につながっている。今後、電子マネーに期待すること(3つまで)では、トップ3が「利用時の特典(ポイントやマイル)の充実」(51.4%)、「使える(電子マネーで支払い可能な)店の増加」(49.3%)、「割引制度の充実」(39.5%)であった。

■電子マネー、多様化するニーズ、特典や利便性が選ばれるカギ
 電子マネー商品を選ぶ際に重視する点では、「利用時にポイント・マイルなどの特典がつく」(58.7%)、「普段よく利用する店で使える」(43.9%)、「使える店の数が多い」(38.9%)となり、僅差で「チャージできる場所の多さ」(38.7%)が続いた。全般に回答がばらける傾向にあり、電子マネーの選択基準やニーズが多様化していることが見て取れる。

■ICカードでの利用が主流、40代以下の男性層では携帯電話の利用も比較的多い
 電子マネーの利用形態について聞いたところ「ICカード型の電子マネーのみを利用」が圧倒的に多く、66.4%で、携帯電話の電子マネー(おサイフケータイ)を利用している人は18.9%にとどまった。どちらも利用しているユーザーは14.7%いた。
 性・年代別で見ると、男女の60代で「ICカード型の電子マネーのみを利用」という回答が他の層に比べて多くなっている。同じく、男性の20、40代で「携帯電話の電子マネー(おサイフケータイ)のみを利用」が、男性30代で「両方の電子マネーを利用」が比較的多いのが目につく。

調査結果

■トップは「Edy」で3年連続

現在利用している電子マネー(複数回答可)で最も多かったのが「Edy(エディ)」で、43.9%だった。以下、「Suica(スイカ)」(38.1%)、「WAON(ワオン)」(29.2%)、「nanaco(ナナコ)」(23.6%)、「PASMO(パスモ)」(14.8%)と続く。「Edy」はこれで3年連続のトップとなった。
性・年代別で見ると、「Edy」は男性の5割超(50.6%)が利用しており、女性の37.2%を大きく引き離している。それに対し、「Suica」は男性39.4%、女性36.8%と男女の利用率がほぼ拮抗しており、「WAON」は男性22.4%、女性36.0%と、女性の利用率が非常に高い結果となっている。クレジットカードやキャッシュカードとの一体化によってビジネスシーンなどでの利用を拡大させている「Edy」、主婦層がよく利用する流通系の「WAON」、男女ともに日常的に活用している交通系の「Suica」と、それぞれの電子マネーサービスの特徴が如実にあらわれる結果となった。

◇現在利用している電子マネー(n=1,000)複数回答 単位:%

◇現在利用している電子マネー(n=1,000)複数回答 単位:%

■メインでの利用、「WAON」が9.5ポイント増の大幅伸長、「Edy」「Suica」は微減

次に、メインで利用している電子マネーについて聞いた。トップ5は、「Edy」(26.3%)、「Suica」(20.6%)、「WAON」(19.6%)、「nanaco」(11.5%)、「PASMO」(5.7%)で、「現在利用している電子マネー」と同じランキングとなった。昨年の調査と比較し、大幅に伸長しているのは「WAON」で、9.5ポイント増だった。一方、「Edy」は2.7ポイント、「Suica」は2.4ポイント減らす結果となった。また、女性層のみを見ると、「WAON」が27.0%でトップ、2位が「Suica」(21.8%)、3位が「Edy」(19.6%)となっており、ここでも電子マネーの特性によるユーザー層の違いが見て取れる。

◇メインで利用している電子マネー(n=1,000)単位:%

◇メインで利用している電子マネー(n=1,000)単位:%

■ユーザーは利用額で二極化。利用理由は「支払いが簡単だから」がダントツでトップ
利用額増から見る景気回復の兆し

次に、1ヶ月あたりの電子マネーの使用額について聞いた。その結果は「1,000円未満」がトップで23.9%、「10,000円〜19,999円」(12.9%)がそれに次いだ。ライトユーザーとヘビーユーザーに二極化していることが見て取れる。月の使用額が6,000円未満の人が全体の68.4%と、前回調査とほぼ同数であった。加重平均値は7,431円で、昨年の7,356円に比べ75円増加している。08年7月調査では7,743円だったものが、昨年387円の大幅ダウンだったが、今年は利用額が回復傾向にあることが分かる。

◇1ヶ月あたりの電子マネー使用額(n=1,000) 単位:%

◇1ヶ月あたりの電子マネー使用額(n=1,000) 単位:%

※加重平均値は、「1,000円未満」=500円、「1,000円〜1,999円」=1,500円、「2,000円〜2,999円」=2,500円、「3,000円〜3,999円」=3,500円、「4,000円〜4,999円」=4,500円、「5,000円〜5,999円=5,500円、「6,000円〜6,999円」=6,500円、「7,000円〜7,999円」=7,500円、「8,000円〜8,999円」=8,500円、「9,000円〜9,999円」=9,500円、「10,000円〜19,999円」=15,000円、「20,000円〜29,999円」=25,000円、「30,000円〜39,999円」=35,000円、「40,000円〜49,999円」=45,000円、「50,000円以上」=55,000円として算出した。

■多様化するニーズ。今後は特典や使える店の増加に期待

電子マネー商品を選ぶ際に重視する点を5つまで聞いたところ、上位3位の回答は、「利用時にポイント・マイルなどの特典がつく」(58.7%)、「普段よく利用する店で使える」(43.9%)、「使える店の数が多い」(38.9%)となり、僅差で「チャージできる場所の多さ」(38.7%)が続いた。全般に回答がばらける傾向にあり、電子マネーの選択基準やニーズが多様化していることが見て取れる。

◇電子マネー商品を選ぶ際に重視する点(n=1,000)5つまで 単位:%

◇電子マネー商品を選ぶ際に重視する点(n=1,000)5つまで 単位:%

■満足層が7割超に。「使える店の多さ」にはやや不満も

続いて、電子マネーの満足度を調査した。結果は、「非常に満足」が14.2%、「ある程度満足」が59.6%で、“満足層”が73.8%に達した。一方、「やや不満」と「非常に不満」を合わせた“不満層”はわずか6.3%にとどまっている。
 項目別に見ると、「非常に満足」という回答がとくに多いのが、「決済方法」(18.9%)と「チャージ(入金)方法」(18.7%)で、利便性の良さが満足度につながっている。一方、「非常に不満」という回答が比較的多かったのが、「使える(電子マネーで支払い可能な)店の多さ」(7.9%)だった。

◇電子マネーについての満足度(n=1,000) 単位:%

◇電子マネーについての満足度(n=1,000) 単位:%

◇電子マネー各項目における満足度(n=1,000) 単位:%

◇電子マネー各項目における満足度(n=1,000) 単位:%

今後、電子マネーに期待すること(3つまで)では、トップ3が「利用時の特典(ポイントやマイル)の充実」(51.4%)、「使える(電子マネーで支払い可能な)店の増加」(49.3%)、「割引制度の充実」(39.5%)であった。上位2回答は、「電子マネー商品を選ぶ際に重視する点」と内容的に一致している。

◇今後電子マネーに期待すること(n=1,000)3つまで 単位:%

◇今後電子マネーに期待すること(n=1,000)3つまで 単位:%

さらに、電子マネーに期待することに「使える(電子マネーで支払い可能な)店の増加」を選んだ人に、どのような場所で電子マネーが使えるようになるとよいかを5つまで挙げてもらった。最も多かったのが「スーパー」(57.8%)で、以下、「コンビニエンスストア」(43.4%)、「ファーストフード店」(39.4%)、「自動販売機」(38.9%)と続く。ほかにも、「本屋」「レストラン」が30%超、「駅の売店」「映画館・遊園地などの入場料」「インターネットショッピング」「病院」「タクシーの運賃」が20%超となっており、ここでもニーズが多様化していることがわかる。

◇今後どのような場所で電子マネーが使えるようになるとよいか(n=493)5つまで 単位:%

◇今後どのような場所で電子マネーが使えるようになるとよいか(n=493)5つまで 単位:%

■ICカードでの利用が主流。40代以下の男性層では携帯電話の利用も比較的多い

現在、電子マネーの利用形態は、ICカードか携帯電話での利用が大半となっているが、より多く使われているのはどちらの形なのだろうか。その結果、「ICカード型の電子マネーのみを利用」が圧倒的に多く、66.4%で、携帯電話の電子マネー(おサイフケータイ)を利用している人は18.9%にとどまった。どちらも利用しているユーザーは14.7%いた。
 性・年代別で見ると、男女の60代で「ICカード型の電子マネーのみを利用」という回答が他の層に比べて多くなっている。同じく、男性の20、40代で「携帯電話の電子マネー(おサイフケータイ)のみを利用」が、男性30代で「両方の電子マネーを利用」が比較的多いのが目につく。

◇電子マネーの利用形態(n=1,000) 単位:%

◇電子マネーの利用形態(n=1,000) 単位:%

最後に、携帯電話の電子マネー利用者に満足度を聞いたところ、「非常に満足」が15.2%、「やや満足」が51.8%と、こちらも“満足層”が多数派(67.0%)となった。ただし、「やや不満」「非常に不満」の合計が10.7%で、電子マネー全体と比べると4.4ポイント高くなっている。また、「どちらともいえない」という回答も、全体より2.4ポイント高い(22.3%)。携帯電話の電子マネーはICカードと比べるとやや使い勝手が悪いという意識があるようだ。

◇おサイフケータイについての満足度(n=336) 単位:%

◇おサイフケータイについての満足度(n=336) 単位:%

※「Edy(エディ)」は、ビットワレット株式会社が管理するプリペイド型電子マネーサービスのブランドです。

【調査概要】

調査エリア  :全国
調査対象者  :20〜69歳男女
回収サンプル数:1,000サンプル(性別×年代均等割付 各セル100サンプル)
調査期間   :2010年3月19日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社

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楽天リサーチ株式会社
〒140-0002 東京都品川区東品川4丁目13番9号楽天タワー2号館
マーケティング企画部 クライアントマーケティンググループ
E-mail: pm-rsch-clama@mail.rakuten.com

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