投資信託に関する調査

2010年8月23日

楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 楽天リサーチ)は、投資信託に関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、7月23日から26日まで、楽天リサーチ登録モニター(約190万人)の中から、全国の20~69歳の男女計1,000人を対象に行いました。

調査結果概要

【総括】
昨今の経済状況により、投資信託を購入する意向がある人は3割にとどまった。今回の調査で、投資信託の主な投資対象として身近な「日本国内の株式」をあげる回答が、購入したことのある人(40.0%)、今後購入する意向のある人(33.9%)ともにトップとなっている。一方、購入しない理由に「わかりにくさ」と回答している人も半数を占めることから、今後、投資信託を購入者の増加には、分かりやすい商品の提供が重要といえる。

■投資信託の購入は、約3割が経験。
今回の回答者の中で投資信託の購入経験がある人は29.0%だった。うち、「購入したことがあり、今後も購入したい」と考えている人は15.5%だった。「購入したことがあり、今後も購入したい」と「購入したことはないが、今後、購入してみたい」を合わせた購入意向がある人は31.9%となった。

■投資信託を購入した理由の上位は、「比較的高い利回り」と「定期的な分配金」
身近で分かりやすい「国内の株式」を主な投資対象とした投資信託を4割の人が購入
投資信託経験者に購入した理由と種類について尋ねたところ、理由で最も多かった回答は、「銀行預金等と比較して、比較的高い利回りが狙える」で52.8%だった。次いで、「定期的に分配金が受け取れる」(38.3%)となり、分配金が受け取れる商品人気を裏付ける結果となった。
種類については、身近で分かりやすい「国内の株式」を主な投資対象とした投資信託を4割の人が購入している(「主な投資対象が国内の株式」(40.0%))。次に、「主な投資対象が海外の株式」(29.7%)、「主な投資対象が海外の債券」(28.3%)、「主な投資対象が国内外の株式や債券を組み合わせた商品」(26.6%)が続き、投資内容が分かりやすい商品が人気となった。

■投資信託購入後、64.8%の人が売却せず保有。意図せず持ち続けている懸念も。
購入後の投資信託について突出して多かった回答が、「値下がりしたが、持ち続けている」(52.4%)だった。これに「値上がりしたが、持ち続けている」の12.4%を加えると、64.8%の人が購入後に売却せず保有し続けていることがわかる。
ただし、8割の人(投資信託を持ち続けているとの回答の合計(12.4%と52.4%)のうち、「値下がりしたが、持ち続けている」との回答の割合)が、意図せず持ち続けていることが危惧される。

■投資信託の購入のきっかけは、「勧められて」の可能性が6割。
自主的購入層と思われる「インターネットで購入」は3割と検討。
購入方法で最も多かったのが、「金融機関の営業担当者から購入」(33.8%)で、続いて、「金融機関の窓口で購入」(31.0%)となっており、購入のきっかけは、「勧められて」の可能性が高いことがうかがえる。自主的購入層と思われる「インターネットで購入」は、28.6%となっている。

■購入したいと考えているのは、「主な投資対象が国内の株式」が人気
購入しないのは、投資信託の「わかりにくさ」を選んだ人が半数。
今後投資信託を購入したいと考えている人は、「主な投資対象が国内の株式」がトップで33.9%となった。実際に、購入した人とほぼ同様の結果となった。
投資信託を購入しない理由は、「元本保証ではない」(37.0%)がトップであった。以下、「リスクの所在が不明」(34.7%)、「投資信託についてよくわからない」(33.9%)、「投資商品の仕組みがわかりづらい」(22.3%)、「運用実績がわかりにくい」(16.9%)など、投資信託の商品としての“わかりにくさ”を理由として選んだ人が半数を占めた。

調査結果

投資信託の購入は、約3割が経験。

はじめに、投資信託の購入経験と今後の購入意向について聞いた。今回の回答者の中で投資信託の購入経験がある人は29.0%だった。うち、「購入したことがあり、今後も購入したい」と考えている人は15.5%だった。「購入したことがあり、今後も購入したい」と「購入したことはないが、今後、購入してみたい」を合わせた購入意向がある人は31.9%となった。回答として最も多かったのは、「購入したことはなく、今後も購入したいとは思わない」で54.6%だった。

◇投資信託の購入経験(n=1,000) 単位:%

◇投資信託の購入経験(n=1,000) 単位:%

投資信託を購入した理由の上位は、「比較的高い利回り」と「定期的な分配金」
身近で分かりやすい「国内の株式」を主な投資対象とした投資信託を4割の人が購入

次に、投資信託経験者に購入した理由を聞いた(複数選択可)ところ、最も多かった回答は、「銀行預金等と比較して、比較的高い利回りが狙える」で52.8%だった。続いて、「定期的に分配金が受け取れる」(38.3%)となり、分配金が受け取れる商品人気を裏付ける結果となった。
そして、「株式投資などと比較して、少額から投資できる」(28.6%)と続いている。

◇投資信託を購入した理由(n=290)複数選択 単位:%

◇投資信託を購入した理由(n=290)複数選択 単位:%

同じく、経験者に購入したことのある投資信託の種類を聞いたところ(複数選択可)、身近で分かりやすい「国内の株式」を主な投資対象とした投資信託を4割の人が購入している(「主な投資対象が国内の株式」(40.0%))。次に、「主な投資対象が海外の株式」(29.7%)、「主な投資対象が海外の債券」(28.3%)、「主な投資対象が国内外の株式や債券を組み合わせた商品」(26.6%)が続き、投資内容が分かりやすい商品が人気となった。

◇購入したことのある投資信託の種類について(n=290)複数選択 単位:%

◇購入したことのある投資信託の種類について(n=290)複数選択 単位:%

さらに、投資信託を選ぶ際に重視する点を経験者に尋ねた(複数選択可)ところ、トップは「過去の運用実績」で35.2%だった。以下、「安全性の高さ」(31.7%)、「手数料の安さ」(29.0%)、「値上がりの期待」(29.0%)となった。

◇投資信託を選ぶ際に重視する点(n=290)複数選択 単位:%

◇投資信託を選ぶ際に重視する点(n=290)複数選択 単位:%

投資信託購入後、64.8%の人が売却せず保有。意図せず持ち続けている懸念も。

投資信託を購入した人は、購入後にどのような行動をとっているのか。購入後の投資信託についての回答で突出して多かったのが、「値下がりしたが、持ち続けている」(52.4%)だった。これに「値上がりしたが、持ち続けている」の12.4%を加えると、64.8%の人が購入後に売却せず保有し続けていることがわかる。
ただし、8割の人(投資信託を持ち続けているとの回答の合計(12.4%と52.4%)のうち、「値下がりしたが、持ち続けている」との回答の割合)が、意図せず持ち続けていることが危惧される。

◇購入後の投資信託について(n=290) 単位:%

◇購入後の投資信託について(n=290) 単位:%

投資信託の購入のきっかけは、「勧められて」の可能性が6割。
自主的購入層と思われる「インターネットで購入」は3割と健闘。

投資信託に投資している資金の総額は、「100万円以上200万円未満」(15.2%)、「500万円以上1,000万円未満」(10.7%)、「200万円以上300万円未満」(10.3%)が上位3位の回答。回答には金額ごとのかたよりが比較的少なく、利用者の資産状況などによって柔軟な運用ができるという投資信託の特徴が見られる。

◇投資信託に投資している資金の総額(n=290) 単位:%

◇投資信託に投資している資金の総額(n=290) 単位:%

投資信託を購入した金融機関についての質問では、半数以上が「証券会社」と回答した(51.0%)。ほかに、「都市銀行」(17.9%)、「ネット専業証券会社」(15.5%)、「地方銀行・信用金庫」(14.1%)などとなっている。

◇投資信託を購入した金融機関(n=290) 単位:%

◇投資信託を購入した金融機関(n=290) 単位:%

投資信託の購入方法で最も多かったのが、「金融機関の営業担当者から購入」(33.8%)で、続いて、「金融機関の窓口で購入」(31.0%)となっており、購入のきっかけは、「勧められて」の可能性が高いことがうかがえる。自主的購入層と思われる「インターネットで購入」は、28.6%となっている。

◇投資信託の購入方法(n=290) 単位:%

◇投資信託の購入方法(n=290) 単位:%

購入したいと考えているのは、「主な投資対象が国内の株式」が人気。
購入しないのは、投資信託の「わかりにくさ」を選んだ人が半数。

今後投資信託を購入したいと考えている人は、どのようなタイプの投資信託を購入したいか尋ねたところ(複数選択可)、「主な投資対象が国内の株式」がトップで33.9%となった。
以下、「主な投資対象が海外の株式」(23.2%)、「主な投資対象が海外の債券」(20.1%)、「主な投資対象が国内の債券」(20.1%)、「主な投資対象が国内外の株式や債券を組み合わせた商品」(20.1%)と続き、実際に購入した人と同様の結果となった。

◇今後どのような投資信託を購入したいか(n=319)複数選択 単位:%

◇今後どのような投資信託を購入したいか(n=319)複数選択 単位:%

投資先として興味のある地域は(複数選択可)、「日本」(43.6%)がトップだった。以下、「インド」(35.7%)、「中国」(32.0%)、「ブラジル」(31.7%)と、BRICsと呼ばれる新興国の人気が高い結果となった。逆に「欧州」「北米」といった先進国はあまり人気がなかった(各11.6%、10.3%)。

◇投資先として興味のある地域(n=319)複数選択 単位:%

◇投資先として興味のある地域(n=319)複数選択 単位:%

最後に、投資信託の購入意向がない人にその理由を聞いた(複数選択)。結果は、「元本保証ではない」(37.0%)がトップで、昨今の経済状況から、減らしたくないとの意識が高いことがうかがえる。以下、「リスクの所在が不明」(34.7%)、「投資信託についてよくわからない」(33.9%)、「投資商品の仕組みがわかりづらい」(22.3%)、「運用実績がわかりにくい」(16.9%)など、投資信託の商品としての“わかりにくさ”を理由として選んだ人が半数を占めた。

◇投資信託を購入しない理由(n=681)複数選択 単位:%

◇投資信託を購入しない理由(n=681)複数選択 単位:%

調査概要

調査エリア  :全国
調査対象者  :20~69歳男女
回収サンプル数:1,000サンプル(年代均等割付 各セル100サンプル)
調査期間   :2010年7月23日~7月26日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社

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