冬のボーナスに関する調査

2011年12月8日

楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 「楽天リサーチ」)は、冬のボーナスに関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、12月1日から2日の2日間、楽天リサーチ登録モニター(約220万人)の中から全国の20歳から59歳の男女計1,000人を対象に行いました。

調査結果概要

【総括】
戦後最高値の「超円高」を更新してから初めてのボーナス支給の時期になった。今冬のボーナスの支給予定をたずねると、「支給される予定」は66.1%、「支給される予定はない」は21.3%、「支給されるかどうかは分からない」が12.6%という結果となり、支給される予定の人は支給されない人の3倍を超える結果となった。
見込み支給額については「40万円以上から50万円未満」がトップとなっており、昨年並みの水準を予測する人が多かった。一方で、見込み支給額への満足度は低く、「不満」「どちらかといえば不満」を合わせると61.4%という結果となった。欧州の債務問題など情勢が不透明なことも重なり、ボーナスにさほど期待せず全体的に不満と不安が漂う結果となった。

■今冬のボーナス「支給される予定」が66.1%。「支給される予定はない」の3倍強に
今冬のボーナスが「支給される予定」は66.1%で、「支給される予定はない」(21.3%)の3倍強となっている。「支給される予定はない」と答えた人に、冬のボーナスが支給されないことで縮小する出費についてたずねたところ、今冬も昨年同様に趣味や嗜(し)好品に関する分野の節約が目立ち、「旅行・レジャー」(23.5%)、「飲食・グルメ」(22.5%)、「衣類品・装飾品の購入」(16.9%)が上位となった。

■見込み支給額は「40万円以上から50万円未満」がトップで昨年並み
「支給される予定」と答えた人に、見込み支給額を聞いた。トップが「40万円以上から50万円未満」(12.4%)で、以下、「30万円以上から40万円未満」(12.1%)、「20万円以上から30万円未満」「10万円以上から20万円未満」(ともに11.0%)、「50万円以上から60万円未満」(9.4%)が続いた。さらに、昨冬にボーナスが支給され今年も支給予定がある人に、昨年と比べた支給額について聞いたところ、「昨年と変わらない」が突出して多く、45.1%となった。

■見込み支給額への満足度、「不満」が6割超
見込み支給額への満足度をたずねたところ、「不満」「どちらかといえば不満」の回答を合計すると61.4%となった。「とても満足」「どちらかといえば満足」を合計すると38.5%となり不満層が満足層を大きく引き離した。

■節約志向が顕著に目立つ。ボーナスの用途は昨年と同じ「預貯金」「生活費の補填」「旅行・レジャー」がトップ3
支給予定がある人のうち、ボーナスの利用用途をたずねたところ、「だいたい決まっている」
(40.5%)、「まだ決まっていない」(30.7%)、「決まっている」(28.7%)だった。
「決まっている」「だいだい決まっている」と回答した人にボーナスの具体的な用途を選んでもらったところ、「預貯金」(67.7%)、「生活費の補填」(43.5%)、「旅行・レジャー」(40.0%)となり、昨年調査した昨冬のボーナスの用途のトップ3と同じ結果だった。

■先行き不安。過半数が、景気低迷や雇用不安がボーナスの使い途に「影響している」
景気低迷や雇用不安がボーナスの使い途に影響しているかどうかを、支給予定者に聞いたところ、「影響している」「大きく影響している」と回答した人を合わせると過半数(55.5%)となった。欧州の債務問題や「超円高」による影響からか、先行きに不安を感じて冬のボーナスの金額に期待せず手堅く貯金する人が多いと分析する。今冬も節約傾向が強くなりそうだ。

調査結果

昨冬のボーナスの用途は、「貯蓄」「生活費の補填」「旅行・レジャー」

昨冬のボーナスについてたずねたところ、昨年冬にボーナスが「支給された」人は68.2%で、「支給されなかった」のは31.8%だった。支給された人のボーナス利用用途(複数選択)のトップ3は、「貯蓄」(53.4%)、「生活費の補填」(31.7%)、「旅行・レジャー」(23.2%)となった。以下、「衣料品・装飾品の購入」(17.9%)、「飲食・グルメ」(16.4%)などとなっている。近年、ボーナスの利用用途が日常生活と密着する傾向があるが、昨冬のボーナスの使い途も、上位5回答中3回答(「貯蓄」「生活費の補填」「保険全般の支払、ローン等の返済」)が、「日常」に結びついた用途となっている。

◇昨冬のボーナス支給(n=1,000) 単位:%

◇昨冬のボーナス支給(n=1,000) 単位:%

◇昨冬のボーナスの利用用途(n=682)複数選択 単位:%

◇昨冬のボーナスの利用用途(n=682)複数選択 単位:%

今冬のボーナス、「支給される予定」が66.1%。「支給されるかどうか分からない」も12.6%と多数

今冬のボーナスの支給予定はどうなっているのだろうか。「支給される予定」は66.1%で、「支給される予定はない」(21.3%)の3倍強となっている。現段階では「支給されるかどうか分からない」という回答も12.6%あった。
「支給される予定はない」と答えた人に、冬のボーナスが支給されないことで縮小する出費についてたずねたところ、具体的な項目で最も多かった回答は「旅行・レジャー」(23.5%)、「飲食・グルメ」(22.5%)、「衣類品・装飾品の購入」(16.9%)がそれに続いた。一方、「特に縮小しない」という回答も6割近く(57.3%)に上っている。

◇今年のボーナスの支給予定(n=1,000) 単位:%

◇今年のボーナスの支給予定(n=1,000) 単位:%

◇冬のボーナスが支給されないことで縮小する出費(n=213)複数選択 単位:%

◇冬のボーナスが支給されないことで縮小する出費(n=213)複数選択 単位:%

今冬の見込み支給額は「40万円以上から50万円未満」がトップ。水準は昨年並み

「支給される予定」と答えた人に、見込み支給額を聞いた。トップが「40万円以上から50万円未満」(12.4%)で、以下、「30万円以上から40万円未満」(12.1%)、「20万円以上から30万円未満」「10万円以上から20万円未満」(ともに11.0%)、「50万円以上から60万円未満」(9.4%)などとなった。50万円未満が約半数(51.2%)、100万円以上が約1割(8.1%)となっている。
さらに、昨冬にボーナスが支給され今冬も支給予定がある人に、昨年と比べた支給額について聞いたところ、「昨年と変わらない」が突出して多く、45.1%となった。ほかに、「3万円以上5万円未満の範囲で減りそう」(6.8%)、「5万円以上10万円未満の範囲で減りそう」(6.6%)、「1万円以上3万円未満の範囲で減りそう」(5.3%)などの回答が比較的多かった。「減りそう」という回答の合計は27.3%で、「増えそう」(15.0%)の約1.8倍となっている。

◇今年の冬のボーナスの見込み支給額(n=661) 単位:%

◇今年の冬のボーナスの見込み支給額(n=661) 単位:%

◇今年の支給予定額の増減(昨年比) (n=621) 単位:%

◇今年の支給予定額の増減(昨年比) (n=621) 単位:%

見込み支給額、「不満」が6割超と「満足」層を大幅に引き離す

今冬にボーナスが支給される予定の人は、見込み支給額に満足しているのだろうか。満足度調査の結果は「どちらかといえば不満」(34.0%)が最も多く、「どちらかといえば満足」(32.8%)がそれに続いた。「とても満足」と「どちらかといえば満足」の合計は38.5%、「どちらかといえば不満」と「不満」の合計は61.4%で、不満層が満足層を大きく引き離した。

◇今年の見込み支給額の満足度(n=661) 単位:%

◇今年の見込み支給額の満足度(n=661) 単位:%

今冬のボーナスの用途も、「預貯金」「生活費の補填」「旅行・レジャー」がトップ3

支給予定がある人のうち、調査時点でボーナスの利用用途が「決まっている」のは28.7%、「だいたい決まっている」のは40.5%、「まだ決まっていない」のは30.7%だった。
また、ボーナスの具体的な用途を上位3位まで選んでもらったところ、最も多く選ばれたのは「預貯金」(67.7%)、「生活費の補填」(43.5%)、「旅行・レジャー」(40.0%)がそれに続いた。この上位3回答は、昨冬のボーナスの用途のトップ3と同じ結果となった。利用用途の上位は、1位「保険全般の支払い、ローン等の返済」(61.2%)、2位「投資・資産運用」(46.5%)、3位「飲食・グルメ」(53.8%)だった。

◇今年の冬のボーナスの使い途(n=661) 単位:%

◇今年の冬のボーナスの使い途(n=661) 単位:%

◇今年のボーナスを何に使うか(n=458) 上位3位まで 単位:%

◇今年のボーナスを何に使うか(n=458) 上位3位まで 単位:%

貯金額は「10万円以上から20万円未満」、投資・資産運用額は「10万円未満」がトップ

今冬支給のボーナスのうち、貯金額は「10万円以上から20万円未満」(21.2%)、「10万円未満」(20.0%)、「20万円以上から30万円未満」(13.0%)がトップ3の回答となった。また投資・資産運用に使う額は、「10万円未満」が最多で16.5%。「まだ分からない/使う予定はない」が72.0%だったことから投資の支持率が低いことが分かる。

◇今年の冬のボーナスの貯金額(n=661) 単位:%

◇今年の冬のボーナスの貯金額(n=661) 単位:%

◇今年の冬のボーナスのうち投資・資産運用に使う額(n=661) 単位:%

◇今年の冬のボーナスのうち投資・資産運用に使う額(n=661) 単位:%

◇今年の冬のボーナスで購入予定のある金融商品(n=661)複数選択 単位:%

◇今年の冬のボーナスで購入予定のある金融商品(n=661)複数選択 単位:%

過半数が、景気低迷や雇用不安がボーナスの使い途に「影響している」と回答

景気低迷や雇用不安がボーナスの使い途に影響しているかどうかを、今冬の支給予定者に聞いた。結果は、「影響している」(29.8%)と「あまり影響していない」(27.2%)が僅差で1、2位となり、「大きく影響している」(25.7%)が3位となった。「影響している」「大きく影響している」を合わせると55.5%となり、「あまり影響していない」「まったく影響していない」の合計34.6%を大きく上回った。

◇景気低迷や雇用不安がボーナスの使い途に影響しているか(n=661) 単位:%

◇景気低迷や雇用不安がボーナスの使い途に影響しているか(n=661) 単位:%

調査概要

調査エリア  :全国
調査対象者  :20歳から59歳の男女
回収サンプル数:1,000サンプル(性年代均等割付 各セル100サンプル)
調査期間   :2011年12月1日から2日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社

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