確定申告に関する調査

2012年2月21日

楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 「楽天リサーチ」)は、確定申告に関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、1月26日から27日の2日間、楽天リサーチ登録モニター(約220万人)の中から全国の20歳から69歳の男女計1,000人を対象に行いました。

調査結果概要

■約6割が過去に確定申告を経験。30代以上の過半数が経験者
過去に確定申告をしたことがある人のうち、自分で確定申告をしたことがある人は57.8%、税理士などに依頼して申告した人は8.2%だった。
申告理由についてたずねたところ、「年間10万円を超える医療費を払った」が30.7%と最も多く、続いて「職種上必要なため」(19.7%)、「転職や退職をして、年末調整を受けていないため」(17.2%)が続いた。医療費控除に関する確定申告の認知度は向上してきていると言える。

■アナログ申告が主流!?確定申告の方法は「税務署の会場や窓口」が過半数 本年度の申告方法では、「e-tax申告」が13.3%と昨年比4.1ポイント上昇
過去に自分で確定申告したことがある人に申告方法を聞いたところ、「税務署の会場や窓口での申告」が54.7%、国税庁が普及を目指している「e-tax(国税電子申告・納税システム)」での確定申告経験者は9.2%だった。
一方、本年度に確定申告を予定している人に申告方法をたずねたところ、「e-tax」は13.3%と昨年と比較すると4.1ポイント上昇した。このほか、アナログ申告である「税務署の申告会場や窓口での申告」は24.6%、続いて「国税庁のホームページで申告書を作成し、税務署にて提出」が13.3%となった。

■認知度は8割以上!“認知率は高いが、利用率は低いe-tax”
国税庁のホームページで申告書の作成が可能なことと、「e-tax」でインターネット申告が可能なことを知っているかをたずねたところ、いずれも8割以上の認知が得られている(申告書作成:82.4%、「e-tax」のネット申告:87.6%)
いずれも認知度が高い割には利用者が少ない。「e-tax」を利用しない理由をたずねたところ、「ICカードリーダライタの入手に費用がかかる」(21.3%)、「利用方法が分からない」(18.2%)、「電子証明書の取得に手間がかかる」(15.9%)という回答が続いた。費用、ノウハウ、手間などがe-taxの利用促進の大きな障害になっていることが分かる。

調査結果

約6割が確定申告を経験

過去に確定申告をしたことがあるのうち、「自分で確定申告をしたことがある」人は57.8%、「税理士などに依頼して確定申告をしたことがある」人は8.2%という結果になった。
性・年代別で見ると、男女ともに30代以上の過半数が過去に確定申告の経験がある。特に、男性の50代、60代、女性の40代では、7割以上が「自分で確定申告をしたことがある」と回答している(それぞれ71.0%、78.0%、71.0%)。

◇確定申告の経験(n=1,000) 単位:%

◇確定申告の経験(n=1,000) 単位:%

申告理由は「年間10万円を超える医療費を払ったため」がトップ

確定申告経験者に確定申告をした理由についてたずねたところ(複数選択)、「年間10万円を超える医療費を払ったため」という回答が30.7%で最も多く、以下、「自営業・自由業(フリーランス)等、職種上必要のため」(19.7%)、「転職や退職をして、年末調整を受けていないため」(17.2%)、「住宅ローンを組んでその年に住宅を購入したため」(17.1%)などの回答が続いた。

◇過去に確定申告をした理由(n=638)複数選択 単位:%

◇過去に確定申告をした理由(n=638)複数選択 単位:%

過去の申告方法、過半数が「税務署の申告会場や窓口で申告」

次に、確定申告経験者に、申告方法を聞いた。突出して多かったのが、「税務署の申告会場や窓口で申告」で、54.7%。ほかに、「税務署庁舎外の会場(還付申告センターなど)で申告」(12.5%)、「国税庁のホームページ(確定申告等作成コーナー)で申告」(11.8%)などの回答が比較的多かった。この数年、国税庁が普及に力を入れている「e-tax(国税電子申告・納税システム)」での申告経験者は1割以下(9.2%)にとどまっている。

◇過去の確定申告の方法(n=578) 単位:%

◇過去の確定申告の方法(n=578) 単位:%

本年度の確定申告予定者は約4割

本年度に確定申告を行う人(予定者)は39.0%だった。その理由を見ると(複数選択)、「年間10万円を超える医療費を払ったため」(29.0%)や「自営業・自由業(フリーランス)等、職種上必要のため」(26.4%)、「年金による所得のため」(14.1%)、「複数の企業から給与収入があるため」(11.5%)などとなっている。

◇本年度の確定申告予定があるか(n=1,000) 単位:%

◇本年度の確定申告予定があるか(n=1,000) 単位:%

◇本年度、確定申告をする理由(n=390)複数選択 単位:%

◇本年度、確定申告をする理由(n=390)複数選択 単位:%

「e-tax」利用者は13.3%。 昨年の9.2%と比較して4.1ポイント上昇するも、依然多い「会場や窓口」での申告

予定している申告方法で最も多いのは、「税務署の申告会場や窓口で申告書を作成・提出」で、24.6%だった。以下、「国税庁のホームページ(確定申告書等作成コーナー)で申告書を作成し、税務署にて提出」「e-tax(国税電子申告・納税システム)で申告」(ともに13.3%)、「国税庁のホームページ(確定申告書等作成コーナー)で申告書を作成し、郵送で提出」(9.5%)などとなっている。依然、主流はアナログな方法だが、本年度の「e-tax」での申告は13.3%と昨年の「e-tax」を利用した人と比較すると4.1ポイント上昇した。

◇本年度の確定申告の方法(n=390) 単位:%

◇本年度の確定申告の方法(n=390) 単位:%

“認知率は高いが、利用率は低いe-tax” 国税庁ホームページでの申告、e-tax、ともに認知率は8割超

国税庁のホームページの利用経験がある人以外に、国税庁のホームページで申告書を作成できることを知っているかどうか聞いたところ、8割以上(82.4%)が「知っている」と答えた。
同様に、「e-tax」の利用経験がある人以外に、「e-tax」でインターネットから申告できることを知っているかどうかを聞いたところ、「知っている」という回答が9割近く(87.6%)に上った。
「e-tax」は、“認知率は高いが、利用率は低い”という傾向がこの数年続いているが、では“知っているのに使わない”のはなぜなのだろうか。その理由で最も多かったのは、「ICカードリーダライタの入手に費用がかかる」(21.3%)、続いて「利用方法がわからない」(18.2%)、「電子証明書の取得に手間がかかる」(15.9%)、「電子証明書の取得に費用がかかる」(10.1%)、「パソコンに対する知識が十分でないから」(9.5%)などの回答がそれに続いた。費用、ノウハウ、手間などが利用の大きなネックになっていることがわかる。

◇国税庁のホームページにて申告書を作成できることの認知について(n=301) 単位:%

◇国税庁のホームページにて申告書を作成できることの認知について(n=301) 単位:%

◇「e-tax」(国税電子申告・納税システム)でインターネットから申告できることの認知について(n=338) 単位:%

◇「e-tax」(国税電子申告・納税システム)でインターネットから申告できることの認知について(n=338) 単位:%

◇e-tax(国税電子申告・納税システム)を利用しない理由について(n=296) 単位:%

◇e-tax(国税電子申告・納税システム)を利用しない理由について(n=296) 単位:%

申告書作成、8割近くが「難しい」

確定申告書作成のイメージと、確定申告に関する情報収集法について全回答者にたずねた。
申告書作成については、約半数(48.6%)が「どちらかといえば難しい」と考えており、「難しい」という回答と合わせると、76.8%が申告書作成は難しいというイメージを抱いていることがわかった。
一方、確定申告の情報収集法のトップは「国税庁や税務署のホームページ」(43.9%)で、「税務署の窓口」(24.8%)、「家族や友人、知人」(15.2%)が2、3位の回答となっている。「情報収集はおこなわない」という答えも18.2%に上った。

◇申告書作成のイメージについて(n=1,000) 単位:%

◇申告書作成のイメージについて(n=1,000) 単位:%

◇確定申告の情報収集方法について(n=1,000) 単位:%

◇確定申告の情報収集方法について(n=1,000) 単位:%

調査概要

調査エリア  :全国
調査対象者  :20歳から69歳の男女
回収サンプル数:1,000サンプル(性年代均等割付 各セル100サンプル)
調査期間   :2012年1月26日から27日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社

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